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2024年08月09日

「生まれ変わり」開始期=老年期移行を始めた60代の方々へ <老の生き方>本3

 私は、「老年期」を「生まれ変わり」の時期だと思うようになってきた。それまでの中年期とか成人期の延長で考えるのではなく、「生まれ変わり」をする時期と考えるのだ。その「生まれ変わり」を始めるのは60代のことだろう。「老移行」を示す言葉で今ではほぼ死語となった「初老期」は50代のことだったが、今では60代が「老移行」期だろう。だから、60代は「生まれ変わり」実践中ともいえよう。本書は、私自身のその体験をもとに綴った。諸活動や仕事・人間関係・日常生活・健康医療などなどだ。
60代のころの私の場合、50代の常勤職にあった時期と比べると、時間的には余裕がでてきたが、今までにしたことがない活動が舞い込むようになる。それらには興味津々のものが多く、積極的に引き受けてきた。そうした活動には新鮮な発見が多く、自分でも新規開拓をするようになった。とくに執筆活動では多くなった。こうして、新鮮さと充実感にあふれた時代となり、その体験のなかでたどりついたのは、「嘆く」のではなく、「誇る」老人像であり、それを描いたのが本書だ。
無論、このありようは人さまざまだ。50代と異なって、はるかに多様になる。その多様さがこの世代の特徴だ。だから、<老の生き方>を創るというタイトルにしたのだ。何かに「合わせる」生き方を強いられることが多かった50代以前とは全く異なる。なかには、「合わせた」くても「合わせるもの」がなくて困ってしまう人がいそうだ。それでもいずれ「自分なり」の生き方を創っていくことになる。そのためのヒントを提供することを願って、本書を出したのである。
といっても、60代に訪れることが多い「定年退職」で、本人にとっては消極的な形で新しい状況に入ってしまい、どうしたらいいかとまどい、事態打開を模索する人も多い。言ってみれば、それは「老年期」へのソフトランディングを探るものだろう。60代のうちは、そんな模索を可能にする体力気力がある人が多い。だがそれはガンバリズムでできるものではなく、自然体で、自分自身が「生まれ変わ」っていくのを見つめ受け入れていくものだろう。だから、消極的受身的にではなく、積極的に「生き方」創りをすることを期待したい。
 
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「生まれ変わり」開始期=老年期移行を始めた60代の方々へ <老の生き方>本3



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Posted by 浅野誠 at 13:55│Comments(0)生き方人生
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