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2024年08月28日

物品の整理と管理  老真最中12

 前回まで述べた身体自立と対照的に思える自分を取り巻く物品の整理管理が、それ以前と比べるとこの時期には、生きていくうえで一段と大切になる。というのは、「どこに置いたか忘れる」ことが日常的になるからだ。だから、自分なりのルールを決めて、置き場所を定め、整理の仕方をルーティン化する。そして、不要なものを処分することに励む。それまでに「ためこんだ」物品が多ければ、物品の整理処分を日課にしてすすめることさえある。整理処分ができるうちにやっておきたいからだ。「いつかやる」は「いつまでもやらないで、人の手に任せる」ことになってしまう。
ため込むことが生活習慣化していた私は60歳代から整理処分をすすめてきたが、書籍資料などは半分しか終わっていない。70代末に近づいた今、一段と力を入れるしかない。それは「いつかやる」といっても、この先は「限りある年数」だし、整理処分するに必要なエネルギーが年々低下していることが目に見えるようになってきたからである。また、ため込んできたもののほとんどを、後を継ぐはずの子どもたちが整理処分できるものではないことがはっきりしてきたからである。
 日程管理や金銭管理も意識的に取り組まないと、うまくいかなくなるのが、この時期の特性だろう。忘れっぽさが増してくるからだ。
 個人としてのものだけでなく、関与してきた組織・集団のもので自分が保管しているものの整理処分もある。現役メンバーに丸ごと渡すのでは、迷惑をかけることがあるだろう。整理処分ができる、この時期までに済ませたいものだ。ある程度済ませた後に、現役に手渡したいものだ。現役とのつながりが薄くなるし、そうかといって「遺族」に処理を任せるわけにはいかない。

物品の整理と管理  老真最中12

写真は本文にかかわりなく、プルメリア



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Posted by 浅野誠 at 15:01│Comments(0)生き方人生
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