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2024年09月11日

自由行動で楽しんだヘルシンキ滞在  私の人生通算293

 ヘルシンキのマンスリーマンションで一か月近く研究生活を送る娘夫婦の誘いを受けて、2010年9月に夫婦でヘルシンキに2週間ほど滞在した。経済学研究者であるかれらは、フィンランドをフィールドの一つにしていたのだ。
翌2011年9月にも2週間近く滞在し、娘夫婦と私とで研究計画を作成し、補助金を得てインタビューを中心とするフィンランドの教育と経済にかかわる調査研究を行った。
 当時からマンスリーマンションは、ホテル宿泊と比べて十分の一近くの費用であり、長期滞在に有用だった。こんな滞在生活の様子を、帰った後ブログで発信。記事をまとめて、ホームページに結構な量の二つのファイルを掲載した。
 「フィンランド(2010年、2011年) 付 エストニア・スウェーデン」
 「フィンランドの教育と仕事」
 詳しくは、それらを見ていただくことにして、ここではいくつか印象的なことを書こう。
1.フィンランドは、フィンランド語が中心ではあるが、英語がどこでも誰とでもといえるほど通用する。一度だけ老齢者との会話で、娘さんが代わって対応する例にあっただけだ。日常生活に不便を感じなかった。逆に、かれらの英語レベルが高すぎて、私がついていけないことが多かった。
2.到着して、先着している娘夫婦と携帯で連絡をとることになっていたが、不通。海外向けの携帯になっていなかったことが後に判明。携帯会社の担当者が不慣れで、海外向けになっていると、私に説明したことが判明。でも、ヘルシンキ中央駅付近の待ち合わせ場所で娘夫婦と落ち合えてホッとする。
3.一緒に行動するとき以外は、私は単独行動で、街、公園、森、海岸、島などを無計画に歩き回る。首都ではあるし、中心地近くに住んだのだが、静かで美しい場所ばかり。建物じたいが、デザインがしっかりとできている。10分も歩けば、海や森にたどり着く。今日は「北に行こう」と決めて歩き始め、途中から森の中に入ると、遊歩道がしっかり整備されている。途中で見たくなるスポットを見つけると、そこで楽しむ。
    バス・トラム・国鉄など公共交通機関が整備されていて、それらも利用したが、ほとんどは徒歩でまわった。
4.街歩きでは、工芸品の店によく入った。デザイン美術館にも入った。工芸品のマルシェにも出かけた。
植物園も美しかった。
5.緯度が高いので、9月でも沖縄の冬より寒くて、太陽の恵みが少なく暗い印象だった。個人宅には、巨大で円い電球のようなものがあり、「太陽代わり」にその光を浴びるという。トロントでもそうだったが、ヘルシンキでも移住して生活したいという願望をそそったが、暗くて寒いので、その願望は閉じ込められた。
6.文部省、大学協会、労働組合、起業支援機関など重要機関でインタビューをしたが、新設丁寧な対応で、恐縮してしまった。保育園などに飛び込み訪問をしたにもかかわらず、親切に対応されてうれしかった。
    ある美術館では、日本のアニメに関心がある若い館員から、いろいろ聞かれてしまった。

自由行動で楽しんだヘルシンキ滞在  私の人生通算293

写真は本文にかかわりなく、我が家屋上で収穫したドラゴンフルーツ 



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