2024年11月17日
南風原区訪問 素晴らしい集落だ
15日、50年前の卒業生が区長を務めたことがある南城市南風原区の集落訪問を、二人でした。もう一人の卒業生も参加し、四人で2時間近くの集落巡りだった。雨続きのこのごろだが、幸いなことに、この時間は雨なしだった。
南風原というと、隣の南風原町と思う人がいるが、沖縄にはいくつも南風原がある。南風原集落の隣の西原集落との組み合わせで、北と南の集落と考えるとわかりやすい。島尻大里城址を取り囲む集落で、尚巴志に攻め落とされる前から存在すると推定されるから、700年以上前からあるだろう。かつては大里の中心集落で、近世期には大里番所,戦前期には大里村役場が置かれていた。
見事なガイドで、回ったところを並べよう。
公民館(昭和11年にできた南風原音頭の紹介 そのころから男女平等を追求 女性議員も輩出した)
屋上から集落全体を見渡せる住宅
古民家ヒンプン(玉城家)
下ヌカー
美人堂(ビジュルがなまったという説もあるそうだ)
食栄森(イームイ)御嶽 集落の中心 古い遺跡を含む 道教とかかわりのものなど
上ヌカー
直水漕 昭和11年に湧き水から簡易水道をつくる。その折に設置されたもの
イービノウタキ
松尾御嶽(ここだけは、道の都合で行けなかった)
一枚岩のヒンプン(知念家) 戦争も生き残る
石獅子(貫禄がある) (写真)
集落内の道は急坂が多いが、道沿いにたくさんの花壇がある。各住宅にも美しい庭があり、道からも、整備が行き届いていることがよくわかる。女性会の活躍がすごいらしい。
活気に満ちた集落だ。散策後、隣の西原集落の可愛らしく美しいレストランで食事。中村透さんの旧アトリエも見えた。
南風原集落は、10年前の南城市全集落巡りで訪問して以来だったが、ガイドが素晴らしくて、楽しい時間だった。

南風原というと、隣の南風原町と思う人がいるが、沖縄にはいくつも南風原がある。南風原集落の隣の西原集落との組み合わせで、北と南の集落と考えるとわかりやすい。島尻大里城址を取り囲む集落で、尚巴志に攻め落とされる前から存在すると推定されるから、700年以上前からあるだろう。かつては大里の中心集落で、近世期には大里番所,戦前期には大里村役場が置かれていた。
見事なガイドで、回ったところを並べよう。
公民館(昭和11年にできた南風原音頭の紹介 そのころから男女平等を追求 女性議員も輩出した)
屋上から集落全体を見渡せる住宅
古民家ヒンプン(玉城家)
下ヌカー
美人堂(ビジュルがなまったという説もあるそうだ)
食栄森(イームイ)御嶽 集落の中心 古い遺跡を含む 道教とかかわりのものなど
上ヌカー
直水漕 昭和11年に湧き水から簡易水道をつくる。その折に設置されたもの
イービノウタキ
松尾御嶽(ここだけは、道の都合で行けなかった)
一枚岩のヒンプン(知念家) 戦争も生き残る
石獅子(貫禄がある) (写真)
集落内の道は急坂が多いが、道沿いにたくさんの花壇がある。各住宅にも美しい庭があり、道からも、整備が行き届いていることがよくわかる。女性会の活躍がすごいらしい。
活気に満ちた集落だ。散策後、隣の西原集落の可愛らしく美しいレストランで食事。中村透さんの旧アトリエも見えた。
南風原集落は、10年前の南城市全集落巡りで訪問して以来だったが、ガイドが素晴らしくて、楽しい時間だった。

Posted by 浅野誠 at 16:47│Comments(2)
│南城玉城近隣
この記事へのコメント
楽しんでいただけて良かったです。恵美子先生も楽しめたでしょうか。自分の集落を案内すると、つい、自慢話しになってしまうので気をつけたいと思ってます。しかし、先祖の方のむらづくりには誇りを感じますし、その精神を現在と未来に活かしていきたいと思います。
浅野先生、道教ではなく銅鏡です。食榮森の神屋の銅鏡が、なぜ、そこにあるのかが分からないということです。
浅野先生、道教ではなく銅鏡です。食榮森の神屋の銅鏡が、なぜ、そこにあるのかが分からないということです。
Posted by はだしのゲン at 2024年11月17日 19:35
コメントありがとうございます。
銅鏡も含めて、また、両横にある細長い板に書かれた言葉なども含めて、道教文化の影響を感じられる、という意味です。14世紀、中国との交流のなかで、儒教だけでなく、道教との関係のあるものが入ってきました。道教というよりも、当時の中国の民俗文化かもしれません。石敢當なども、その例です。土帝君なども、そうかもしれません。
銅鏡も含めて、また、両横にある細長い板に書かれた言葉なども含めて、道教文化の影響を感じられる、という意味です。14世紀、中国との交流のなかで、儒教だけでなく、道教との関係のあるものが入ってきました。道教というよりも、当時の中国の民俗文化かもしれません。石敢當なども、その例です。土帝君なども、そうかもしれません。
Posted by 浅野誠
at 2024年11月18日 11:12
