2020年09月30日

岐阜訪問

 101歳になる母親が、「ボケないうちに会いたい」と繰り返し電話してきた。といっても、通訳係の義兄を間に挟んでの電話だが。新型コロナで気になる時期だが、人の移動が激しくなる10月の前に、ということで、28~29日と岐阜の実家訪問をした。
 強気というか、勝気というかは難しいが、体力には定評があるので、日常生活の多くは自分でやる生活を続けている。会話は、どうしても義兄と私の間ですすむが、時々、本人が口を挟める。眼は老眼にならず、活字を読める。耳は相当に遠いが、補聴器でなんとか聞けるようだ。歩行器を使って歩くが、外出はほとんどしていないという。
 特に病気はなく、胃腸薬と、ふらつき防止の薬を飲んでいる。私より軽い薬ばかりだ。
 食事などの世話しているのは義兄だ。義兄はとても元気で、詩吟や卓球の趣味に加えて、庭畑作業、清掃など、いろいろな仕事もしている。
 しばらくはこの状態が続けられそうな感じだ。
 本家の後継者夫婦とも話ができてよかった。私の従姉妹になるが、かれらの母親は高齢者施設に入ることになったが、その顛末も聞いてきた。親戚などの消息も知ることができた。

時間の合間に博物館なども訪問した。写真の岐阜県歴史資料館は、はじめてその存在を知った。公文書館の機能をしているとのこと。洪水対処や、廃藩置県の様子を示す展示などがあった。職員の方と、話ができてよかった。岐阜市歴史博物館の方は、大河ドラマ中心の展示だったが、朝鮮通信使が江戸に行く途中、美濃の大きな川に舟橋(舟を連ねて橋を造る)が作られたことの展示が印象的だった。

 岐阜は、それほど変化していないが、郊外まで住宅が増えたことが印象的だった。
 写真は、岐阜県歴史資料館、笠松駅(私が中学時代電車通学した時の乗換駅)、木曽川。私の実家は木曽川と長良川・境川に挟まれた輪中地帯。

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Posted by 浅野誠 at 07:47│Comments(0)旅・お出かけ
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