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2022年12月08日

タマリュウ グランドカバー 自然の中の私たち13

 地面を直におおう植物をグランドカバーという。近隣では芝生にすることが多いようだ。我が庭も、以前はコウライ芝を植えていたが、いい加減な植え付けをしたので、管理が大変になり、やめた。でも生き延びたものが、タマリュウの間から伸びてくることがある。芝生は簡単そうに見えて、失敗話をよく聞く。上手くやっている人は、下ごしらえから、かなり手間暇をかけている。
 わが庭で圧倒的に多いのは、タマリュウだ。リュウノヒゲ(ジャノヒゲ)を改良して、背丈を短くしたものがタマリュウだと、ウェブでは説明していた。タマリュウは、時々「先祖返り」をして、背丈が高いリュウノヒゲに戻ることがある。
 18年以上前に住んでいた愛知の家で育てていたものだ。その一部を引っ越し荷物といっしょに、沖縄まで持ってきて植えた。一週間ほどの船旅にもかかわらず、ほとんどがしっかりとしていたので、精力のある植物なのだろう。根に栄養分を蓄える白い所があるのが、強い一つの理由だと想像している。
 最初は、庭の区画と通路に沿って、縁取りとして点状に植えた。数年すると線状になり、10年を越えて面状になるところが増えてきた。植えっぱなしで大丈夫だ。一ケ月近く、降雨ゼロに近くなると、悲鳴を上げるが、そんなことは、これまでに1―2回あっただろうか。半日陰でも大丈夫だが、全くの日陰では育たない。
 近年、沖縄の苗店でも時々見かける。以前は珍しかったので、希望する方に差し上げたこともあった。
 精力があり、かつ美しいので、人気が徐々に出てきたようだ。沖縄では供給不足なのだろう。見かけることは滅多にない。そんなこともあって、わが庭の自慢の一つになっている。

タマリュウ グランドカバー 自然の中の私たち13

オリズルランも庭のあちこちで育っている。ランナ―と呼ばれる、ツルのようなものを葉の元から延ばして、先端から葉と根を出す。ランナーの途中から切って植えれば、殖やせる。実に簡単だ。根元から、栄養分を蓄える(私の推理)白いものを出す。小さくて可愛い花もいい。
 タマリュウは踏んでも大丈夫だが、オリズルランは、そういうわけにはいかない。ということで、わが庭のグランドカバーのほとんどはタマリュウで、オリズルランが少しといったところだ。


タグ :タマリュウ

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Posted by 浅野誠 at 09:37│Comments(0)自然
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