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2023年10月24日

沖縄のウグイスに季節感が薄いのはなぜか。

 岐阜・愛知で生活した31年半、東京周辺で生活した8年間、ウグイスは2月ごろ啼いた。最初は上手く発声できなくても、そのうち、ホーホケキョと立派に啼く。そこで、長かった冬も終わり、春が来たのだな、と季節を感じた。
 ところが、沖縄のウグイスはそうではない。2~3月にも啼くが、他の時期にも突然あらわれて、ホーホケキョと啼く。夏の暑い時に啼いて、驚くことも多い。季節感が全く薄い。
 なぜ、季節感が薄いのか。この疑問を、沖縄生活を始めた50年以上前から持ち続けてきた。でも、調べはしなかった。
現時点で思いつくことを書こう。我が家は、海岸から丘の上に続く傾斜地の始まりあたりにあるが、上の方は深い森になっており、ウグイスはそこで日常的には暮らしているのだろうか。時々、下の方に降りてきて、我が家周辺で啼くのだろうか。これが私の推理だ。渡り鳥ではないので、島の中の移動しかないはずだ。
 もう一つの不思議は、なぜか写真撮影ができない。声がする方向を探しても見つからない。警戒心が強く、隠れ上手なのだろう。

 バナナの開花・結実・収穫も季節感が弱い。ある程度の大きさになったら、開花し、開花後結実し、その後3~4ケ月たって収穫に至る。開花は、バナナの「木」の成熟度で決まり、季節で決まるのではないようだ。
 サワフジ(サガリバナ)は、夏に咲くとされ、それ以外だと珍しいと言われるが、我が庭のものは、10月後半から11月前半にも、たくさん咲く(写真)。さらに、12月に入っても咲く。ある年は正月にも咲いた。我が庭のものだけの例外なのか、こうしたことはよくあるのか。これまた謎の一つだ。
沖縄のウグイスに季節感が薄いのはなぜか。


 ウグイスとは違って、季節を知らせるのは、10月に吹くミーニシ(新北風)だ。それに乗せられてか、飛んでくる渡り鳥も多い。10月ごろだ。



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Posted by 浅野誠 at 15:23│Comments(0)自然
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