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2020年05月14日

沖縄の子どもをめぐる福祉・教育・行政の取組み「地図」つくり1

 新しい連載で、数日に一回で30回ぐらいになりそうだ。夏を越して秋まで続くかもしれない。
10~20年ほど前から、沖縄の子どもをめぐる問題が大きな社会的話題になってきた。格差・貧困が焦点となり、2010年ごろからは、取り組みが多様な形で推し進められるようになる。
それらに取り組みが、どんな位置と特徴をもっているのか、今後どんな風に発展していったらよいのか、について考えるための「地図」を示していこうと思う。その背景には、次のような疑問がある。

・子ども園のように、福祉と教育が重なる取り組みをどう考えたらよいか。
・子ども若者をめぐる事態についての鋭い告発的指摘があるが、それにかかわる実践をどう進めていけばよいか。
・行政と住民運動がすれ違ったり対立したりすることがあるが、どう考えたらよいか。
・新型コロナ「自粛」のなかで、子どもたちの人間関係をどうしていったらよいのか。その悪影響をどう防いだらよいか。
・ハコものづくりからソフトへと行政予算の重点が移動し始めているが、どう受け止めたらいいか
・学校のこれからはどうなっていくか。「学力テスト対策」問題をどうしていくか。教職員の繁忙状況はどうしたらいいか。地域から学校が離れているのをどうするか。子どもの創造性が強調されるが、現在の学校は対応できるのか。
・子どもをめぐる問題の爆発は、以前は非行とか校内暴力とか「騒々しい」ものだったが、いまでは不登校・いじめ・ひきこもりなどと変わってきているが、どうみるか。
・家庭内に秘密のうちに行われる児童虐待などの問題をどう考えるか。家族の形と役割の変化をどう見るか。
・発達障がいがいろいろなところで言われ、増えてきているようにも見えるが、どう対応したらよいか
・子どもたちのなかに地元愛が深まり、将来進路として地元を選ぶものが増えているようだが、どう考えたらよいか。
・子どもにかかわる未経験の仕事についた(つきたい)が、その力量をどこで獲得したらいいか。

他にも、いろいろとある。本連載では、これらの疑問について、私なりに考えて、「子ども地図」を描いていこう。 

沖縄の子どもをめぐる福祉・教育・行政の取組み「地図」つくり1

写真は本文にかかわりなく、アーマン(オカヤドカリ)。産卵近くのこの季節になると、庭畑・通路のあちこちでごそごそと動く。



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Posted by 浅野誠 at 09:21│Comments(1)教育子育て
この記事へのコメント
楽しみにしています。
Posted by 和泉 康彦 at 2020年05月14日 20:02
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