北海道の旅2 旅スタイルと人生発見

浅野誠

2021年11月12日 15:24

 今回の旅は、年齢が離れているが、多様で豊かな人生をつくってきた三人のものだったので、人生発見が多いものだった。ペンションのオーナーの物語、小学校の教師や子どもたちの多様な物語、そして北海道という土地のもつ多様で豊かな物語を発見する旅でもあった。
 タブレットを活用する小学校の授業もみたが、教師たちの工夫で、一人一台のタブレットに振り回されることなく、タブレットをうまく活用して、子どもたち相互の討論・共同作業を上手くしていたのが印象的だった。

 旅する3人の語り合い、聴き合いは、人生旅を含んでいて面白かった。ホテルなどで出会う旅行者には、結構高齢者が多い。この時期だけに、団体ではなく少人数が多い。個性的な旅が多いのだろう。
 「ケチな」私からすると、ぜいたくに感じる楽しみ方で、そんな経験も面白い。豊かなグルメ体験に基づく朝食バイキングの選び方の違いなども、発見が多い。スープカレーなど初体験も多いが、私の料理レシピに加えたくなった。
私は、いつもの生活時間ペースに沿って早寝早起きで、散策を楽しんだ。寒さのなかで服装には苦労したが、早朝の都会と田舎の雰囲気もともに楽しい。寒さのなか体調への心配があったが、何事もなく帰ってきた。
 超ゆったりしたペースは、私にはありがたかった。同行者が色々な機会で気づかいをしてくださって、「老」を味わえる旅になった。



白樺並木(美瑛)



旭川常盤公園




川村カ子トアイヌ記念館(旭川)

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