北海道の旅 自然景観を楽しむ

浅野誠

2021年11月11日 15:05

 かねてからの話だったが、コロナでのびのびになっていた北海道旅が、ついに実現した。北海道から沖縄に移住してきた方のお誘いなので、すべてお任せで、私は気楽みエンジョイした。アラシックスとアラフォーのかたと私の3人旅なので、私は、お二人についていけばよかった。休養に近い観光が6割で、小学校と大学を一つずつ訪問し、お話を聞き、授業参観をすることが2割、三人での語り合いが2割というスケジュールだった。
 11月に入れば、普通は寒さで大変だそうだが、今年は暖かく紅葉もまだ残っていた。雪の中を歩くことも大雪山に登るロープウェー駅近くだけで、ラッキーだった。旭岳・十勝岳・美瑛岳などの雪をかぶった山々が美しかった。
 訪問地の中心は旭川と美瑛だ。撮影した景観写真を今回だけでなく、何回かにわたって紹介しよう。この季節は、観光客が少ないうえに、コロナのためにさらに少なくて、ゆったりした旅でよかった。
 


美瑛の畑・林・山々



大雪山の樹氷の赤ちゃん



噴煙を上げ雪に覆われた十勝岳

 美瑛あたりの景観は、外国と比して語られるようだが、私は、カナダ、とくにプリンスエドワードアイランドのイメージを思い起こさせるものだった。畑や山がつくるいくつかの色のコントラストはいい。
 北海道には、美しい自然景観と、寂しさが伴う旧産炭地、垢抜けし大都市化する札幌・旭川のなどの都市景観、そして農地が見せる景観などが併在している。
 アイヌの博物館も楽しかったが、改めて苦難の歴史を深く感じさせるものだった。
 
 そんな空気と景観の中を軽やかに味わう旅だった。

関連記事