わが猫 ニジ・アメのこのごろ
連日の雨と寒さも、ようやく区切りがつきそうだ。まさにウリズンの季節になり、庭の植物もたくさんの水分をもらい、元気よく生育しはじめている。
そんな中、わが猫のニジ・アメは、雨で外出ができずに、「欲求不満」がたまり、イライラしている。イライラをいやすためか、私がすわっていると、私の腹の上に飛び乗って、お休みになることが多い。ふたりの希望がかち合うことも多く、その際は、先着順ということになる。たまには二人とものってくるが、一人収容なので、どちらかが下りることになる。ときには、読書など私の作業を妨害することも多い。
写真では、ニジ・アメともに恵美子の上に乗って眠っている。
夜、私の抱かれて眠るのはアメなので、私としてはニジを優先したい気持ちになる。眠るときに、アメは、私の肩あたりを前足でトントンする。それにこたえて、私は布団を少し持ち上げると、そこにアメは潜り込む。前足を使うのはニジもそうだ。床で寝そべるニジのそばを通ると、ニジは、前足で、私の足を引っ張る。「相手になってちょうだい」というのだ。
それにしても、わが猫たちは、よく声を出す。人間の幼児が大人にかかわる際と全く似ている。「にゃーん」ともいうが、『フニャーン」「エン、エン」「フーン」とか、いろいろと声を出す。アメは、私の腹の上に乗りたいときは、私の足元で、「フニャ―ン」と言って、許可を求める。OKサインを出すと飛び乗って座り、また「フニャ―ン」という。「ありがとう。うれしい。」といっているようなものだ。ニジは、私の腹の上でしばらくすると、脱力して、体をくにゃくにゃにして、眠る。
こんなやり取りが、私の気持ちもゆったりさせ、私を幸せにしてくれるこのごろだ。
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