オオゴマダラの羽化  庭の植物6

浅野誠

2025年03月05日 10:53

3月5日は啓蟄で、虫たちが動き出す季節になったということだ。わが庭でも暖かくなると、虫が増えてくる。象徴的なのはオオゴマダラだ。12月ごろ、ホウライカガミの葉の裏に産み付けられた卵が、1月には幼虫になる。黒の体に赤い色が混じって印象的だ。2月に入ると金色の蛹になり、羽化の準備が始まる。こうしたことが年に数回繰り返される。
2月下旬に倒れたハンギングヘリクニアのぶら下がっているオオゴマダラの蛹を室内にいれて保護していたが、3月1日に羽化し始めた。写真がそうだ。抜け出した蛹の袋が下に写っている。しばらくするとみあたらなくなったので、窓から室外に飛び出していったのだろう。



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