多様な方々、久しぶりの方々との出会い。

浅野誠

2024年10月26日 19:37

 タイ式ヨガの仲間から、体育館で水曜に開かれる気功の会に誘われる。「何をするんだろう」とよくわからないまま、恵美子に聞くと「行く」という。ということで、駐車場に着くと、隣の車から、どこかでお会いした方がおりてくる。十数年前に恵美子が気功グループに通っている時の指導者がその一人だ。その際は、中央公民館だったが、今は体育館なのだ。そこで、気功グループのことを思い出した。もう一人の方は、三世代で付き合っている近所の方だ。会場に入ると、十数年前の知人に出会う。我が家にいらしたことがあるとのこと。
 こんな風にして、多様な人と出会うヨガ、気功、美術教室などでは重なっている人が結構いる。気功グループでは同世代の方々が多い。しかし、男性は私以外一人だけ。早速彼から声をかけられて、継続への期待が語られる。指導者のパートナーはハブ駆除専門の方で、わが庭での駆除を指導していただいた。
 こんな風に、知り合いの知り合いが巡って、行き会うことが結構増えてきた。
 出会う人の半数は、地元の生まれ育ちだが、他は結婚などに伴って、この辺りでの生活を数十年続けている人のようだ。県内各地からだけではなく、最近では県外から移住してきた人も多い。こんな風に地元の方々といっても、出身地は実に多様だ。外国出身の人はいないのかな、と振り返って考えるほどのことはなく、気功の帰りの昼食をとったのは、レストランシャムで、タイからこられ、地元の人と開店して30年になるとのことだ。
 今週も、訪問した保育園で働く人も県外出身者だし、その帰りには、ネパール・インドから移住して来られたカレー店で昼食をいただいた。
 沖縄の多文化光景が広がっている。私の考えだが、沖縄は多文化の歴史が築き上げてきた。チャンプルーということが長い歴史をつくってきたのだ。



写真は本文にかかわりなく、最近訪問した知念岬。雲の中にサシバが一羽かすかに写っている。

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